ぶどう農家への道 〜1粒の感動から始まった物語〜
フルーツ王国山梨から、ぶどうの通販であなたに感動をお届けします
ぶどう農家への道 〜1粒の感動から始まった物語〜
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
山梨ぶどう産直 やまのかみファーム園主の横内 裕樹(よこうち ひろき)です。
山梨県韮崎(にらさき)市で、祖父母が植えたぶどうの木々を、母が守り抜き、そして現在は孫の私が妻と一緒に大切に育てています。
2025年7月、このホームページをオープンし、これからデラウェア・ピオーネ・シャインマスカットを通販で全国のみなさんにお届けできること、とても楽しみにしております。
ですが正直に言うと、子どもの頃の私は「こんな大変な仕事、自分にはできない」と思っていました。
幼いころから見てきたからこそ、遠ざけていた農業の道…
祖父母の代から続く畑の風景は、小さい頃から当たり前のようにありました。
祖父はぶどうだけでなく、米の栽培や牛の飼育にも熱心で、何事にも真剣に取り組む姿は、幼なかった私の目にもとてもかっこよく映っていたのを覚えています。
しかし同時に、毎日早朝から日暮れまで体を動かすその生活は、簡単に真似できるものではないと感じていました。
「祖父にはできても、自分には無理かもしれない」
──そう思っていたのです。
私は長男ということもあり、心のどこかで「いつかは農家を継がなければいけないのかな」と思ってはいましたが、それ以上に将来に対する不安の方が大きく、「農業では食べていけないのでは」と考えていました。
そんな中で私は、「どこでも働ける資格を持とう」と看護師の道を目指します。
一般企業での勤務を経て、看護学校に通い、国家資格を取得し、病院に勤務するようになりました。
人生を見つめ直すきっかけとなった、1本の電話
一方で、農業を続けてきた母は、その大変さを誰よりも知っています。
だからこそ私が農業以外の道に進むときも、決して無理に継がせようとはせず、いつも私の選んだ道を応援してくれました。
しかし、看護師として働く毎日は、想像以上にハードで、心身ともに負担の大きいものでした。
患者さんの命を預かる緊張感のある現場で働く中、私はストレスで持病のアトピーが悪化するほど、疲弊していきました。
そんなとき、母から体調が優れないという連絡を受けました。
祖父母から引き継いだ大切な畑を、ずっと守り続けてきた母。そんな母も、いつか畑に立てなくなる日が来る…
そう考えたとき、私は今後の人生を改めて見つめ直しました。
「自分の手で育てたもので、誰かを幸せにしたい」
「自然と向き合いながら、自分らしく働きたい」
そんな思いが、心の中に芽生え始めました。
農業は定年もなく、生涯続けられる仕事です。
看護師とはまったく違うようで、誰かの幸せのために働くという点では、どこか似ている気もします。
私はまだ看護師を続けていますが、家族や友人の手も借りながら、休みの日にはぶどう園へと出向いています。
今後ぶどう園を広げ、農業を本業にするのが夢です。
また、母は畑へは出られなくなったものの、農作業を終えて帰った私たちに温かいご飯を用意してくれたり、ぶどう作りの相談にのってくれたりと、今でも私の挑戦を応援してくれています。
運命を変えた、たったひと口のぶどう
こんにちは、副園主の横内 純香(すみか)です。
私はもともと公立の小中学校で事務職員として働いていました。安定した仕事を選んだのは、公務員だった父の影響が大きかったです。
主人と出会ってから数ヶ月後のこと、彼から近い将来ぶどう園を継ぐことを聞きました。
前向きに考えてはいたものの、正直なところ少し不安もありました。
しかし、初めて横内家のデラウェアを口にした時、私の考えは大きく変わりました。
「ぶどうって、こんなに甘かったっけ!?」
口いっぱいに広がる芳醇な香りと濃厚な甘さに驚きました。
ただ甘いだけではないその味わいに、「これは守っていかなければ!」と強く思ったのです。
周りからは「せっかくの公務員の仕事を辞めるなんてもったいない」と言われました。
それでも、もう迷いはありませんでした。
「もっと食べたい!」〜広がる感動の輪〜
初めて自分たちの手で育てたぶどうを、家族や友人に食べてもらった時のこと。
おすそ分けした友人からは、「もっと食べたいから買いたい!」と嬉しいメッセージが!
上司の方への贈答用に購入してくれた知人も、
「衝撃の甘さだったらしいよ!めちゃくちゃおいしいぶどうだったって、会うたびに言われる!超美味しいって気に入ってもらえたよ、ありがとう!」
と喜びを伝えてくれました。
他にも、
「こんなにおいしいぶどう作ってるの!?すごいね!」
「めちゃくちゃ甘くてびっくりした!」
「事務室みんな美味しいって楽しそうに食べてた♡ 自慢の同期です 😆 」
と、たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。
データでも証明された「極上の甘さ」
ぶどう園を継いで2年目の2023年、実際に3種類のぶどうの糖度を測定してみたところ、
・平均糖度19度!
・最高糖度23度超え!
この結果を見て、「やっぱりこのぶどうは特別なんだ!」と確信しました。
そして、
「もっと多くの方に、極上の1粒を食べた時の感動と幸福感を味わってほしい」
そう思うようになったのです。
母から受け継いだ“おいしさの秘密”
母はよくこう言っていました。
「欲はかかない。どうしてもたくさん房を残したくなるけど、おいしいぶどうを育てるには、グッと堪えてひと房に厳選するんだよ。」
この言葉の通り、やまのかみファームでは 「1枝に1房だけ」 という栽培方法を徹底しています。
このこだわりが、他にはない「感動的な甘さ」を生み出しており、当園オリジナルブランドの【甘萄(かんどう)】の名前の由来となっています。
私たちの思いが詰まったぶどうを、ぜひ味わってみてください
そんな私たちのぶどうが、通販でのお届けを開始しました。
たった一粒で味わえる感動が、あなたやあなたの大切な方を幸せにできると信じて、私たちは今日もぶどう園に足を運んでいます。
山梨ぶどう産直 やまのかみファームのぶどうを、ぜひ一度味わってみませんか?