2025/09/08
【通販でも安心】農家直送・山梨県産シャインマスカット&ピオーネの糖度チェック🍇 ~中間レポ~

こんにちは、やまのかみファームの横内です。
いよいよ大房ぶどうの収穫が近づいてきました。
今回は、当園が誇る「糖度」に注目し、
シャインマスカットとピオーネの甘さをお伝えします。
「糖度」とは?ぶどうのおいしさを数値で知る
果物の「糖度」とは、果汁に含まれる糖分の割合を数値化したもの。
一般的に糖度が高いほど甘く感じます。
スーパーで売られている多くのぶどうは、糖度16〜18度程度。
一般的なスイカの糖度は10~12度、メロンが12~15度なので
ぶどうは果物の中でも十分高い糖度になるのですが、
ぶどうは糖度20度を超えると「スイーツのような甘さ」
と言われるほど、さらに味わいが別格になります。
ちなみに、JA山梨のぶどう選果基準では、
ピオーネが糖度17度以上、シャインマスカットは糖度18度以上が、最上位等級の出荷目安とされています。
昨年と今年の糖度比較
8月21日撮影のシャインマスカットとピオーネ
今回、ランダムに選んだ房からそれぞれ1粒ずつカットし、昨年の同時期(2024/8/22)の糖度と比較してみました。
↓昨年8月22日の糖度は以下のとおりです↓
2024/8/22付 糖度測定結果
ピオーネ | 21.3度 | 19.3度 | 19.4度 |
シャインマスカット | 18.4度 | 15.6度 |
では、今年の測定結果を見てみましょう。
シャインマスカット
結果は、15.5度!
ピオーネ
結果は、21.6度!
デラウェアは、昨年より3~4日程度収穫が遅かったのですが、
ピオーネとシャインマスカットは昨年とほぼ同じ推移で、順調に甘さを蓄えています。
収穫まであと2週間、さらに糖度が上がっていく見込みです♪
なぜ房ごとに糖度が違うの?
昨年の結果で分かる通り、同じ畑で育った房でも、糖度には差があります。
その理由はさまざまです。
・枝の太さや葉の量の違い
・日当たりや風通し
・木の先端にある房か、幹の近くにある房か
一般的に、木の先端側の房の方が糖度が高くなる傾向があります。
そのため農家では、先端から順に収穫していくことが多いのです。
さらにピオーネは「皮が黒い=甘い」というわけではありません。
見た目が濃い色でも酸味が残っていることがあるのです。
SNSや口コミでも「見た目は立派なのに酸っぱかった…」という声を見かけることがあります。
特にデパートの高級フルーツやふるさと納税の返礼品では期待値が高い分、残念な体験につながることも。
「高いお金を出して買ったのに…」
「年に1度のご褒美のつもりだったのに…」
もし、これが誰かへのギフトだったとしたら、どうでしょうか?
喜んでもらいたくて選んだものが、酸っぱかったり、美味しくなかったりしたら?
もらった側は、気を使って「美味しかった」と言ってくれるかもしれませんが、
ちゃんと心から喜んでもらいたいですよね!
ギフトに選ぶなら、やはり“甘さの保証”がある方が安心につながります。
やまのかみファームの「甘萄-かんどう-」は甘さ保証つき
やまのかみファームでは、非破壊糖度計を使って、収穫前に1房ごとの糖度を測定しています。
そして、糖度19度以上のものだけを収穫。
これにより「甘いぶどう」をお届けできる仕組みです。
農家としては、糖度計を通すたびにワクワクします。
今年はすでに21度を超える房も出てきており、最終的には23度越えを目指して、現在木の上で完熟を待っています。
「せっかく通販で買ったのにハズレを引いた…」
そんな残念な思いをしてほしくないからこそ、こだわっているのがこの糖度保証です。
1年でこの時期にしか食べられない、旬の甘くておいしいぶどう。
自分へのご褒美にも、大切な方への贈り物にも、安心して選んでいただけます。
※デラウェアのような小粒の品種は、非破壊糖度計では測定不能です
まとめ
★糖度は美味しさの証
★糖度は美味しさの証
・糖度18度以上で甘い、20度を超えると極上
・今年はピオーネがすでに21.6度
・シャインマスカットはこれから一気に甘さが増す見込み
・やまのかみファームは糖度19度以上を保証
自然が相手だからこそ、一房ごとに違いがあります。
その中で、甘さを数値で確かめながら、最高の状態でお届けできるよう日々見守っています。
やまのかみファームの「甘萄-かんどう-」で、あなたや大切な方に“感動の甘さ”を体験していただけると嬉しいです。